救急救命士の新団体(職能団体)設立のお知らせ

 全国救急救命士教育施設協議会(以下:JESA)は、救急救命医療の重要性に鑑み、救急救命士教育の資質の向上と救急救命医療の発展を図り、国民全体の保健・医療及び福祉に寄与することを目的とし、救急救命士養成校を中心とし設立された団体です。

 

 救急救命士教育の資質向上を主として、学生の皆さまへ向けた全国統一模試の実施、救急救命技術選手権の開催、成績優秀学生表彰や、教職員の皆さまへ向けた研修機会の提供や教育機関同士の相互連携、関係省庁からの情報伝達・周知など多岐に渡って活動を行って参りました。

 

 また平行して、救急救命士を輩出する教育機関の協議会として、救急救命士の地位向上についても積極的に取り組んでまいりました。

 

 その一環として取り組んで参りました、様々な国会議員の皆さまとの意見交換などが2021年の救急救命士法改正の一助に繋がったと考えております。

 

 救急救命士法改正以来、医療機関に所属する救急救命士も増加しておりますが、法改正直後ということもありその働き方や雇用形態は多岐に渡っています。

 

 いまや救急救命士の職域は、行政消防組織、自衛隊、海上保安庁、警察機関などの公安職はもとより、医療機関、民間の患者等搬送事業者、民間組織など様々なフィールドで活躍し始めており、まさに変革期に突入しています。

 

 この様な背景のもと、JESA救急救命士の利活用委員会が中心となり、今後の更なる救急救命士の社会的向上を目指し新たな救急救命士の職能団体を設立することと決定いたしました。

 

 この新団体(以下:日本救急救命士会(仮称))は、全国でご活躍されている救急救命士の皆さまにご参画いただき、様々な職域の救急救命士の意見を取りまとめ、厚生労働省を始めとした関係省庁と連携していくことを目的のひとつとしております。

 

日本救急救命士会(仮称)は職域に関わらず全ての救急救命士の皆さまを対象とした職能団体となります。

詳細に関しましては添付の動画にてご案内させていただいております。

 

どうぞより多くの皆さまのお力添えをお願い申し上げます。

 

※動画内の情報は2023年11月時点の内容となります。設立における発起人会の詳細や設立までの進捗は別途ホームページ等で随時ご案内いたします。

 

※日本救急救命士会(仮称)設立に際し、公務員の皆さまの本団体へのご参画が地方公務員法 第36条第1項関連(政治的行為の制限)、同第52条第5項関連(職員団体)団体交渉関連、同38条第1項(営利企業等への従事等の制限)に抵触しないということを 総務省消防庁救急企画室 また 総務省公務員部)に確認いたしております。

 

本件お問合せ先:一般社団法人 全国救急救命士教育施設協議会 事務局 info@jesa-emt.jp